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MBTI診断で考えるライフプランのススメ

2024.04.01

MBTI診断のイメージ

皆さま、いつも大変お世話になっております。
FP目線でお役立ち情報を月1回配信させていただくコラム、第20回目となる今回は、仙台の独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社レバークの菅野が担当いたします。

最近、「MBTI診断」というのをよく耳にしますよね。
今回は、流行りのMBTI診断はライフプランを考える際に役に立つのかを解説いたします!

MBTI(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)とは?
既にご存じの方が多いかと思いますが、簡単にご説明いたします。
MBTI(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)とは、人々の性格を分類するためのツールです。
下記リンク先より無料で診断ができますので、ぜひお手すきの際に試してみてください。

MBTI診断(外部リンク)

キャサリン・クック・ブリッグスさんとイザベル・ブリッグス・マイヤーズさんによって開発され、世界中で50年以上にわたって使用されているそうです。

◆MBTIの4つの性格診断
MBTIは4つの次元で性格を分類します。
各次元には2つの選択肢があり、合計で16の異なる性格タイプが存在します。

  1. 内向(I)/外向(E)
    - 内向は内面の世界に焦点を当て、外向は外部の世界との交流を好みます。
  2. 感覚(S)/直観(N)
    - 感覚は具体的な事実に基づいて情報を受け取り、直観は直感や抽象的な概念を重視します。
  3. 思考(T)/感情(F)
    - 思考は論理的、客観的な判断を好み、感情は個人的な価値や対人関係を重視します。
  4. 判断(J)/知覚(P)
    - 判断は計画的で組織的なアプローチを好み、知覚は柔軟性や開放性を重視します。

ちなみに日本人で一番多いと言われているのは「INFP(仲介者)」で、全体の16.44%を占めているというお話もあります。

自己分析とライフプランニングのかかわり
資産形成をはじめとするライフプランニングにとって、客観的な視点から自己分析をできるMBTI診断は非常に面白いですよね。
もちろん、人間の性格は非常に複雑であり流動的でもあるため16のタイプに当てはめるのは難しいと思います。あくまで、個人の傾向を理解するためのヒントになるものとして利用したいです。

少し似ているお話で、ストレングスファインダーの図書も自己分析の際、とても参考になるのでおすすめです。
(トム・ラスさん(著)・古屋博子さん(翻訳)のものが個人的とても分かりやすくて好きです。)

話が逸れてしましましたが、キャリア選択・趣味やライフスタイル・ストレス管理・将来へむけた資産形成…など、MBTIをライフプランニングに応用することで、個人の傾向や好みに合わせた生活計画を立てることも可能です。

例えばキャリア選択の際、自分の性格タイプに合った仕事を選ぶことで、仕事の満足度を高めることができるかもしれません。
内向的な人は個人作業に集中する職種を、外向的な人はチームワークや人との交流が多い職種を選ぶと、ご自身の強みがより活かせる可能性がありますよね。

また、性格診断の結果を資産形成戦略に組み込むことで、個人に合った効果的なアプローチを見つけることができます。
例えば、リスクを避ける傾向のある方は、低リスクの投資ポートフォリオを選ぶことが望ましいかもしれません。
一方、積極的な運用を好まれる方は、高リスク・高リターンの投資に興味を持つかもしれません。
ただし、金融の決断は性格だけでなく、個人の性格に加えて、市場動向・経済状況・個人の財務目標…など、多くの外部要因も考慮する必要があります。

自己の欲求と現実のバランス
性格診断などを通し自己理解を深めることは、より自分らしい生き方を見つけるためのヒントになるのではないでしょうか?
自分自身の理解を深めることで、人生の様々な選択を自分の性格や傾向に合わせて行うことができますよね。

ただし前述の通り、特に資産形成においては、個人の性格に加えて、市場動向・経済状況・個人の財務目標…など、外部要因もとても重要です。
より良い資産形成戦略を立てるには、自己理解を一つの要素として考慮しつつ、全体的な財務計画を考えることが大切です。
ぜひ一度、地元仙台のお金のプロである株式会社レバークへお気軽にご相談ください!

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