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日本人は金融リテラシーが低い!?実態をリサーチ!

2024.01.09

日本人の金融リテラシーアンケート結果のイメージ

皆さま、いつも大変お世話になっております。
FP目線でお役立ち情報を月1回配信させていただくコラム、第17回目となる今回は、仙台の独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社レバークの高野が担当いたします。

今回のテーマは「日本人の金融リテラシー」についてです。
日本人は金融リテラシーが低いと言われていますが、実際にはどうなのでしょうか?
興味深い調査結果を見つけたのでご紹介いたします!

「お金に関する調査2023」のリサーチ結果
国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)は、全国の20代以上の男女500人を対象に2023年のお金に関する実態や意識を振り返る「オカネコ お金に関する調査2023」を実施しています。
その中から、弊社が過去に行ったマネーセミナーのアンケートに多かった回答内容と関連するものを抜粋してみました。

◆お金に関する不安は40代が最も多い
「あなたは、将来に向けてお金に関する不安を感じることはありますか?」という質問に対して、「不安を感じる」が78.8%という結果になりました。
20代・30代・40代・50代・60代の中で40代が最も高く、89.0%が「不安を感じる」と回答。お金に関する不安は40代が最も多い結果となっています。
一方で、 「あなたは将来を見据え資産形成(保険、NISA、不動産投資、投資信託等)をしていますか?」という質問には、「している」が32.4%、「したいと思っているができていない」が25.0%、「しておらず、今後もする予定ない」が42.6%という結果になりました。

◆アンケートから分かる「資産形成の悩み」
「資産形成について分からない・判断できないことが多く、金融リテラシーを身に着ける必要性を感じている」という設問に「当てはまる」と回答した人は57.0%。半数以上の人は金融リテラシーの必要性を感じていることが分かりました。
このことからも、日本人の金融リテラシーは決して低くないといえるでしょう。
しかしながら、「資産形成について、誰に聞いたらよいか分からない」に「当てはまる」と回答した人は62.6%という結果になっています。
年代別に比較すると40代が最も多く73.0%、次いで30代が67.0%、50代が61.0%、20代が59.0%、60代が53.0%となっており、こちらも30~40代において傾向が高いことが分かりました。

この調査結果より分かることは、お金に関する不安が無い世代は無いということ。
ではなぜ不安になるのかというと、世代に関わらず「自分は金融リテラシーが無い」と感じているからかもしれません。
自分の不得手なことは不安になりやすいものです。

日本の金融リテラシーは世界と比べてもそこまで低くない
金融広報中央委員会「金融リテラシー調査(2022)のポイント」には、24カ国の金融リテラシー問題の正答率がまとめられています。
日本は正答率62.5%で、なんと24カ国中8位の成績です。平均の62.7%よりわずかに低いだけで、世界と比べても決して低いわけではありません。

お金の教育をしてこなかった日本では金融リテラシーが身につかないと思いがちですが、年齢が上がるにつれてお金にまつわるさまざまな経験し、金融リテラシーが身についているようです。
大切なのは、自分で「金融リテラシーがある」と自信を持てるようになること!
そうすれば、お金に関する不安も小さくなりますよ。
2024年は今よりさらに金融リテラシーを身につけて、お金の不安を小さくしていきましょう。

今年からは新NISAも始まります。
金融リテラシーを身につける方法はいくつかありますが、資産形成・資産運用・家計の相談などはお金のプロに相談するのもオススメです。
その時はぜひ地元仙台のお金のプロである株式会社レバークへお気軽にご相談ください!

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