今年こそふるさと納税デビュー!
2025.01.10
新年あけましておめでとうございます。独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社Revarcの菅野正人です。
皆さん、「ふるさと納税」はすでに始めていますか?
名前だけは知っているけれど、「何だか難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。実はとてもシンプルで、しかも家計に嬉しい制度なんです。
今回のコラム、第29回では、ふるさと納税の基本から、2025年版の変更点、そして「年始に始めるとこんなにお得!」というメリットをわかりやすくお伝えします。今年こそふるさと納税デビューをしてみませんか?
ふるさと納税の基本
ふるさと納税は、「自治体への寄付」と「税金の控除」がセットになった仕組みです。お好きな自治体に寄付をすると翌年の所得税や住民税の控除を受けることができます。つまり、実際には来年度の税金を前払いしていることになります。
そのため、直接的な節税効果があるわけではありません。しかし、返礼品を受け取ることで間接的に税負担を軽減するようなかたちとなり、実質的なメリットを得られる仕組みです。さらに返礼品は地域の特産品など魅力的なものが多く、良いこと尽くしの制度なのです。
◆仕組みを簡単に説明すると…
1. お好きな自治体に寄付。
2. 2,000円の自己負担額を除いた寄付額が、翌年の税金から控除される。
3. お礼として自治体から特産品がもらえる。
例えば、年収500万円の方が5万円を寄付すると、実際に負担するのは2,000円だけ。そのうえで、お米やお肉などの返礼品がもらえるんです。「こんなにお得ならもっと早く知りたかった!」と思う方もいるかもしれません。
2025年版ふるさと納税の変更点
2024年末に発表された税制改正により、ふるさと納税にもいくつかの変更が加わりました。これから始める方にとっても、押さえておきたいポイントがあります。
1. 返礼品ルールの厳格化
寄付額の30%以下というルールがさらに徹底され、地域独自の特産品が中心に。これにより、「地域性のない商品」は減り、本来の「ふるさと応援」がしやすくなっています。
2. 自治体間のバランス調整
寄付が人気自治体に集中しないよう、自治体間の格差是正が進められています。これにより、隠れた魅力を持つ地域にもスポットが当たることが期待されています。
年始から始めるメリット
1月は、ふるさと納税を始める絶好のタイミングです。その理由を3つご紹介します。
1. 年間を通じた計画が立てやすい
年始にスタートすれば、寄付可能額をしっかり把握し、年間の寄付計画を立てることができます。「気づいたら年末!」と焦ることなく、余裕を持って返礼品選びができます。
2. 欲しい返礼品が確実に手に入る
人気の返礼品は年末になると品切れになることも。年始から動き出せば、お米やお肉、海産物などの返礼品を確実にゲットできます。
3. 家計管理がしやすくなる
年始にふるさと納税を済ませることで、年間の控除額が明確になり、他の家計計画が立てやすくなります。「使える金額」を早めに把握できるのは大きなメリットです。
賢いふるさと納税の活用方法
ふるさと納税を最大限に活用するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 生活必需品を選ぶ
お米やお肉など、日常的に使う食品を選ぶことで、家計の助けになります。大家族の方は特におすすめです。
2. ポータルサイトを活用する
「さとふる」や「ふるさとチョイス」などのサイトでは、自治体や返礼品を簡単に比較できます。初心者でも迷わずに選べますよ。
3. 地域貢献も意識する
寄付先を選ぶ際、思い出のある地域や応援したい地域を選ぶことで、気持ちよく寄付ができます。
ふるさと納税は、地域貢献ができるうえ、返礼品を通じて間接的なメリットを得られる素晴らしい仕組みです。2025年版では利用者にとってさらに魅力的な制度となっています。1月の今、スタートする絶好のタイミングです。この機会にぜひ始めてみませんか?
私たちRevarcでは、ふるさと納税や家計管理に関するアドバイスを行っています。どんな小さな疑問でもお気軽にご相談ください。ふるさと納税やお得な制度についてもっと知りたい方は、地元仙台のお金のプロである株式会社レバークへお気軽にご相談ください。あなたの「ふるさと納税デビュー」を全力でサポートします!