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「ecoチャレンジみやぎ」で始める!家計の見直しと資産形成の第一歩

2025.06.01


みなさま、いつも大変お世話になっております。
FP目線でお役立ち情報を月1回発信させていただく本コラム、第34回となる今回は、宮城県がすすめている活動「ecoチャレンジみやぎ」を活用した家計の見直しと資産形成について、仙台の独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社レバークの菅野あずさが担当いたします。

「最近、電気代がどんどん高くなってきた」「ガソリンを入れるたびに、家計が苦しい…」__そんな悩み、ありませんか?
とくに子育て世帯の20代~40代の方にとっては、毎月の支出は気になるポイントですよね。光熱費や移動費、食費に教育費。全部が値上がりしている今の時代、節約しなきゃと思っても、どこから見直せばいいのか分からないことも多いものです。

でも、ただ我慢する節約ではストレスがたまるばかり。それよりも大事なのは、「無駄をなくして、浮いたお金を未来に回す」こと。いまこそ、節約から資産形成へつなげる暮らし方が求められているんです。

今回は「ecoチャレンジみやぎ」でおトクにエコ活動をしながら、家計をかしこく見直し将来への備えもできる生活スタイルをご紹介します。

「ecoチャレンジみやぎ」とは?
「ecoチャレンジみやぎ」は、宮城県が実施している地球温暖化防止活動のひとつで、県民の環境への理解と関心を高め、環境にやさしい行動「エコアクション」を促す取り組みです。アクションに応じてポイントを貯めることができ、抽選で素敵な景品が当たるチャンスもあります。宮城県にお住まいの方にとってはお得な制度ですが、実はそれだけではありません。日々の暮らしに役立つ節約や家計管理のヒントが詰まっています。
ecoチャレンジみやぎ(外部リンク)

物価が上がる時代に必要なのは「節約+資産形成」
まずお伝えしたいのは、「節約だけでは足りない」ということです。
ここ数年、食品や日用品だけでなく、電気代・ガス代・ガソリン代など生活の基本となるものが次々と値上がりしています。このような物価の上昇、つまり「インフレ」は、これからも続くといわれています。たとえば、今は100円で買える牛乳が、数年後には120円に。そうなると、同じだけの現金を持っていても、買えるものは少なくなりますよね。これは「お金の価値が下がっていく」ということなんです。

だからこそ、節約で生まれたゆとりを「資産形成」にまわすことが重要です。お金に働いてもらうことで、将来の物価上昇にも負けない家計をつくっていくことができます。

「ecoチャレンジみやぎ」で毎日の支出をかしこくダウン!
では、無駄な出費をへらすために今日からできることはなんでしょうか?
ヒントになるのが、宮城県がすすめている「ecoチャレンジみやぎ」です。エコと聞くと「地球にやさしい」イメージがありますが、じつは「家計にもやさしい」取り組みなんです。たとえばこんな工夫があります。

• 冷蔵庫の温度設定を見直す
「強」から「中」に変えるだけで、年間数百円~千円の節電に。

• エアコンのフィルターを月1回掃除する
効率が上がって、電気代がグッと減ります。

• 洗濯はまとめて1回に
水道代・電気代・洗剤代がすべておトクに。

• エコドライブでガソリン代節約
急発進・急ブレーキを減らすことで、燃費がよくなります。

こうした小さな工夫の積み重ねが、月に数千円、年に数万円の節約につながることもあるんです。

宮城県内の自治体でも「エコで得する」取り組みが進行中!
「ecoチャレンジみやぎ」は宮城県の取り組みですが、宮城県内の各市でも、自治体ごとにエコ活動を応援するさまざまな制度があります。

● 仙台市|太陽光発電・蓄電池の設置に補助金
住宅に太陽光パネルを設置したり、電気をためておける蓄電池を入れると、最大で数十万円の補助が出ることもあります。災害時の備えにもなるので、長い目で見れば安心とおトクの両方を手に入れられます。

● 富谷市|電動自転車に補助金
子育て世帯が使いやすい電動アシスト自転車には、3万円前後の補助があります。保育園やスーパーまで車を使わずにすめば、ガソリン代の節約にも。

● 白石市|省エネ家電の買い替え支援
エコ性能の高い冷蔵庫やエアコンへの買い替えに対して、購入費の一部を補助。古い家電は意外と電気をくっているので、見なおしてみるといいかもしれません。

こうした地域ごとの取り組みは、意外と知られていないものも多いです。お住まいの市町村のホームページや広報誌をこまめにチェックしてみましょう。

節約で生まれたお金、どう使う?「貯める」より「育てる」へ
がんばって節約して浮いたお金。それをどうするかが今後の家計のカギになります。昔なら「とりあえず貯金」でしたが、今はそれだけでは足りません。なぜなら、インフレによってお金の価値が少しずつ下がっていくからです。

そこで大切なのが、「お金を育てる=資産形成」という考え方。たとえばこんな方法があります。

• 少額からできる積立投資(つみたてNISAなど)
• インフレに強い保険の見直し
• 教育資金や老後資金の長期的な備え

もちろんリスクのある方法もありますが、正しい知識を持って選べば、節約だけでは守れない将来にしっかり備えることができます。

エコな暮らしと資産形成で、未来にそなえる生活を
今の生活をムリなく見直して、将来に向けた一歩をふみ出す。それが「ecoチャレンジみやぎ」から始まる新しい家計スタイルです。電気代やガソリン代をおさえて、ゆとりをつくる。そのゆとりを、貯めるだけでなく育てる方向へつなげていく。そうすることで、物価が上がる時代でも安心できる家計がつくれます。まずはできることからはじめましょう。

「でも資産形成ってむずかしそう…」「そもそも、わが家の節約ポイントが分からない…」という方も多いかと思います。地元仙台のお金のプロである株式会社レバークでは、家計の見直し、保険や資産形成のアドバイスを、中立な立場でサポートさせていただいております。「何から始めたらいいか分からない」という方こそ、ぜひ一度プロに相談してみてください。

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