知っておきたい!源泉徴収票の見方と手取り額の計算方法
2026.01.05
みなさま、いつも大変お世話になっております。
FP目線でお役立ち情報を月1回発信させていただくコラム、第41回となる今回は、仙台の独立系ファイナンシャルアドバイザー法人、株式会社レバークの大竹が担当いたします。
年末年始はゆっくりお休みできましたでしょうか?
1月と言えば、会社から「源泉徴収票」が渡されるタイミングですね。しかし、数字が並んでいて「結局どこを見ればいいの?」と感じる方も多いはずです。
今回は “源泉徴収票のどこを見れば自分の手取り額が分かるのか” を、分かりやすく解説します。
まずはココを見る!主要3項目
① 支払金額(=1年間にもらった総支給額)
源泉徴収票の一番上にある 「支払金額」 が、1年間でもらった 総支給(額面) です。
これには、以下のすべてが含まれています。
・基本給
・残業代
・賞与(ボーナス)
「額面年収=支払金額」です。
② 所得控除後の金額
「所得控除」とは、税金を安くするために差し引かれるものです。
主な控除には以下のものがあります。
・社会保険料控除
・基礎控除
・扶養控除
源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」がこの控除額の合計です。
これは手取りになるわけではありませんが、税金がどれくらい差し引かれているかの基礎になります。
③ 源泉徴収税額(=1年間で払った所得税)
ここが意外と見落としやすい部分。
源泉徴収票の「源泉徴収税額」は1年間であなたが実際に支払った所得税の合計額です。
手取り額の計算はどうやる?
実は源泉徴収票には「手取り額」は直接書かれていません。
でも、次の式で簡単に計算できます。
【手取り額の計算式】
年収(支払金額)−(A 社会保険料)−(B 所得税)−(C 住民税)= 年間手取り額
【各項目の確認方法】
A 社会保険料
源泉徴収票には以下の合計で記載されています。
・健康保険
・厚生年金
・介護保険(対象者のみ)
・雇用保険
源泉徴収票には「社会保険料等の金額」に合計額が記載されています。
B 所得税
「源泉徴収税額」をそのまま使います。
C 住民税
住民税は源泉徴収票に記載されません。
これは 前年の所得に基づき、翌年6月から翌年5月まで徴収される仕組みのためです。
給与明細の「住民税」または「特別徴収税額」から年間合計額を算出します。
(例:毎月12,000円なら 12,000 × 12 = 144,000円)
手取り額の計算例
(例)
支払金額(額面年収) 4,000,000円
・社会保険料:600,000円
・所得税:70,000円
・住民税:150,000円
手取り額
= 4,000,000− 600,000− 70,000− 150,000
= 3,180,000円
年始に源泉徴収票を見るべき理由
源泉徴収票を確認することで、額面と手取り額の差が明確になり、ご自身の収入状況を正確に把握できます。
また、社会保険料が前年より増えていないか、そして年末調整で申告した各種控除が正しく反映されているかをチェックできます。
年の初めにチェックしておくと、1年の家計管理がぐっと楽になります。
源泉徴収票は、転職時や住宅ローン審査などの公的な手続きで必要となる重要な書類です。あわせて、家計管理や将来のライフプランを考えるうえでも、収入状況を把握する大切な資料となります。
年始のタイミングで内容をチェックし、今後の資金計画をしてみませんか?
地元仙台のお金のプロである株式会社レバークでは、家計の見直しや効率的な貯蓄の方法、保険やライフスタイルに合った資産形成のアドバイスを、中立的な立場からサポートしています。効率的な貯蓄の仕方や保険の見直し、各家庭に合わせた家計やりくり術などにご興味のある方はぜひ一度プロのファイナンシャルプランナーにご相談ください。

